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美夜子と申します


趣味で、コスプレ衣装制作&撮影を行っております。
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作り方など質問ありましたらお気軽にどうぞ。
リンクにメールフォーム作りました。

最近はツイッターのほうが
更新してます
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JUKIのSPUR25SP(職業ミシン)
これから買う、ハードに使う人にオススメ!
一般的に出回ってる機種です。

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◆カメラ
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◆レンズ
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2014年BL小説ランキング1位~4位

★一位★
ナイトガーデン (フルール文庫 ブルーライン)


ナイトガーデン (フルール文庫 ブルーライン)ナイトガーデン (フルール文庫 ブルーライン)
(2014/07/12)
一穂 ミチ

商品詳細を見る

角川書店
一穂 ミチ

ふったらどしゃぶりのスピンオフ作品
ふったらからのフルール文庫ランク入りおめでとうございます。
KADOKAWAってやっぱり強いなっていう。
フルールは新書館より少し大人向け作品ですね。

降ったらどしゃぶりは、好きというより登場人物のリアリティや着眼点とか新しくて
素晴らしいなっという感想だったのだけど
ナイトガーデンは尊すぎ・・・
尊いんだけど、ふったら読んだ身としては叫びたくもなる・・・
和章おまえ・・・なぜその甘さの一つも元カレに見せてやれなかったと・・・
いや、キャラがブレてるとかじゃないのよ?
整には家族を失わせてしまったといううしろめたさから
性的対象として見れなかったっていうのはわかるのわかるのだけど!!!!!
デザイナーとして生活できるほど美的感覚がすぐれているのに
何かをきれいとおもったことないとか、、
本当そういうデザイナーいるんだろうなっておもわせる描写なんですよ
なんですけどおまえ整のこときれいとか思ったことねーのかよっていう
整ほんとう可哀想すぎる、まあ整の可哀想さが際立たないと
浮気(乗り換え)に関する正当性が成り立たないのわかるけどわかるけどわかるけど。
「俺を支えてくれた力で、ちゃんと自分を幸せにしてほしい」
と言い残した整もいい子だったな・・・
またこれがまたかたくなに心を閉ざした和章がデロデロになるのもわかるくらい
ナイトガーデン受けのお若い柊が国宝級にいい子なんですわ・・・・・・・・・・・・・・・
なんなん・・・・・・・・・・・・・・・
都会にこんな子いたら大変なことになってた・・・山の中に保護されて正しい。
2014年ダントツいい子でした・・・・・・・・・・・
整もけなげでいい子だったんだけどね・・・・・
整のこと思うと終始かわいそうなんだけどでもそれを超えるくらいいい本です。

和章なりに整には執着して愛してたしデザイナーとして整をイメージして
作品を生み出していたので整と別れてからは仕事を停止、
山で暮らす大学時代の恩師の家にお世話になることに。
そこで出会った恩師の孫の石蕗柊は、植物と祖父を愛する青年
無防備で世間知らずだが感覚的に天候や人の心情を見抜き、
人のことを警戒せずにまっすぐ信じる強さを持っている。
論理的で合理主義、他人に興味がなく、自分の整への仕打ちを許せないがゆえに
人をも受け入れたくない和章も祖父で恩師の次郎と柊の暖かい関係の中で
変化しつつ柊のまっすぐさに惹かれていくのも仕方ないとおもえる。

雨の音すら聞こえない高層マンションで無機質な物に囲まれる暮らしを送っていた
和章には真反対の山の中という大自然の環境が必要だったんだなと
読み終わった今なら納得できます。

俗っぽい言葉で感想を述べてしまったけど
この本は、本当に精神的な作品で緻密な人物の心象描写とそれを彩る
山のなかの緑一面の風景の描写がすばらしく、
でもそれは、和章と柊の関係を描くには無くてはならないものなので
無駄だと感じることはないです。
和章というわかりにくい人物のわかりにくさをとことん突き詰めていて
大学教授である祖父と和章の会話の中には哲学的な話もたくさんでてくる、
それは経験豊かな大学教授なら日常的に話にでてくるであろう内容であるし
和章も彼からもらった言葉はすべてが財産になって後の成長のために
必要不可欠だったとおもう。
石蕗教授の存在がナイトガーデン最大の鍵だなと、そう思います。

一穂ミチという作家について、彼女のボーイズラブ作品への熱い熱い情熱が
ここまでの作品にたどり着いたというのが本当に感慨深い。
すべてが良?作品ではなかったかもしれないけど、でも
一穂ミチが描きたいものというのはすべてに感じることができたし
一穂ミチという世界観を失うこともなく、遠征な心理描写が進化していて
その中で多くの読者にも共感しやすいよう伝わる描写になっているし、
ボーイズラブ作品には、印象深いシーンや言葉、
アイテムなどが登場するわけだけども、一つの作品に惜しみなくそれが詰め込まれていて
ふつうの作家なら後から出版する作品のために取って置こうと思っても
仕方がないところだけど一穂ミチは本当に惜しまない。
特にナイトガーデンには心に残るシーンの連続で、映画のようにその世界観に
浸ることができる作品でした。
一穂ミチはこれだけの刊行ペースで、さらに自作品の同人誌も定期的に執筆されてるという
書くことへのモチベーションがとにかく突出している作家様なので
これだけの作品を生み出すことができたのだなと。
彼女の熱さがナイトガーデンにたどり着いたなと
そう思うのです。
ボーイズラブ作品には薄っぺらいものが多いとのイメージがある中で
一穂ミチだけは文学レベルで楽しませてくれる。
時に一方通行な書き方になり文学ぶってんじゃねーよという反感の意見もあった中で
ナイトガーデンは和章と柊にはこの重量の物語が必要不可欠だった、
そう読者に納得させるだけのものがこの本にはありました。

静かでともすると地味な物語かもしれないけど、
根底には熱さがあります。
柊のまっすぐさ、強さ、かわいらしさに読者も和章も心打たれます。

ふったらを読まなくても楽しめますが
ふったらを読むことをおすすめします。



★二位三位★
COLD HEART in TOKYO (ビーボーイノベルズ)
リブレ出版
木原 音瀬
COLD HEART in NEWYORK (ビーボーイノベルズ)
リブレ出版
木原 音瀬


COLD HEART in TOKYO (ビーボーイノベルズ)COLD HEART in TOKYO (ビーボーイノベルズ)
(2014/07/18)
木原 音瀬

商品詳細を見る


COLD HEART in NEWYORK (ビーボーイノベルズ)COLD HEART in NEWYORK (ビーボーイノベルズ)
(2014/08/18)
木原 音瀬

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COLDシリーズ初でした。
最高でした。

in NEWYORKあらすじ
秋沢のことを本当に好きになってから二人甘い蜜月を過ごしていたが、ある日秋沢のスキャンダルが発覚。
楠田が問い詰めると、彼は悪びれもせずに関係を持ったと口にした。それを悪いとも、そもそも浮気とも思っていない秋沢に楠田は耐えられず別れを切り出すが、彼の極端すぎる執着に楠田は…。
好きだけど、愛しているけど、一緒にいられない――。
COLDシリーズスピンオフ、書き下ろしも100ページ超収録!

二冊で一冊的なお話なので同時ランクイン。

木原音瀬神の神さ半端ねっす。

要は、秋沢と楠田というカップリング、
秋沢は超傲慢で自分勝手な思想から悪質極まりないストーカー行為
さらなる酷い行為へと発展してしまうのだが
秋沢という激しい狂気を孕んだ性格底辺最悪人間が楠田に執着するという
恋愛?ん?と呼べないような物語が、
本の中という安全圏で読む分には非常に興味深いのだ・・・
非常に興味深く面白い。
また、楠田さんは、仕事に打ち込むものすごく気配りの苦労人のいい奴なのだ。。。
仕事でかかわってしまった手前真面目すぎて行きがかり上仕方なく
秋沢を受け入れてしまったのが運のつき。
ただでさえ仕事で疲れ切っているのにさらなる問題案件を抱えてしまう
楠田・・・
楠田さんがいい人なだけに秋沢という人間によって人生狂わされていくのが
可哀想で仕方ないのだが、だがそこが興味深い・・・
また、私生活も酷いんだけど恋人に対してさらに異常な思想を押し付けてくる
秋沢のような人のリアリティが凄い!
恋人関係って二人きりになるから、そういう異常性と
全面的に一人で立ち向かうことになるというか
楠田のことを思うと怖くて怖くて怖くて怖くてホラーの疑似体験にも似ているのです。。。
その真に迫る怖さがまた興味深い←
でもホモ関係なんてそれを周りに相談もできなくて、、、
とにかく刺激的展開でぐいぐい引き込まれて読んでしまいます。

木原神の最高傑作だとおもいます。
とにかく酷くて辛くて怖くて面白い。
この上ないです。

本とは関係ないとこだけど、秋沢のようなひとって現実には結構多くいるわけで。
ストーカーを更生する施設などもあるみたいだけど
根本的には人は変わらないようです。
その時には、やはり周りの人の協力って必要不可欠だなとおもう、
秋沢にみんな当てはまるわけではないけども
楠田は幸い周りの人間関係には恵まれていたとおもいます、
楠田がそれだけ真面目で良い人だったからだけど。
東京ではみんなが協力して楠田を守ろうとしてくれたし、
ニューヨークではジェシカの存在は大きいと思うし。
本当秋沢は一人では太刀打ちできないレベルの病的な人間なので
(そこがどこがいいのかっていうと・・・)

本編終了後の木原神の同人誌で続編を読んでいるけども
それも面白いです、でもここも本編に入れたほうがよかったのでは?と
思うけど^^;

COLD HEARTは木原神のドエス!!が詰まりながらも
楠田の仕事を頑張る姿や周りの登場人物との関係など
バランスの良さもあり、文句なしに面白いと言える本だったとおもいます。



★四位★
ワンダーリング (ディアプラス文庫)

新書館
一穂 ミチ


ワンダーリング (ディアプラス文庫)ワンダーリング (ディアプラス文庫)
(2014/06/07)
一穂 ミチ

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これ先生が同人で書いてる続編が秀逸すぎるのでこれ読んだら同人見ないと
もったいない;;
くそもえ;;

ノーモアベットスピンオフ
ノーモアベットも本当に面白いんだけど!
ワンダーリングは萌え度が高すぎ!!!!!!
雪ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!
藤堂な・・・


あらすじ
七つの年にラスベガスのカジノで拾われた芦原雪。
自分を拾ったシンガポール華人の令輝から徹底的にルーレットを仕込まれ、
雪は一流の腕を持つまでになる。厳しい育ての親とは対照的に、
“雪”に名前をつけ、無条件に甘やかそうとするのが令輝の腹違いの弟、藤堂だった。
雪にはそれが煩わしくて仕方ない。現在は藤堂が社長を務める東京の公営カジノで働く雪だが、
どんなに素っ気なくしても藤堂の態度は変わらず…?


この物語、設定がBLレベルを逸脱している。


まず、ノーモアベットの設定なんだが
カジノ法案が通った仮想東京で東京湾埋立地にカジノリゾートが建設され、
都営のため派遣された公務員の逸と、やとわれた腕利きのディーラー一哉が
再会って設定だったが。

今回は一哉の同僚雪と二人が働く公営カジノの社長藤堂の話。

そもそも藤堂はシンガポール華人財閥の末っ子。
その家族構成がすごい。
大富豪の父親は本妻との間に子供が一人しか出来なかったので
堂々と愛人に一人ずつ子供を作り一大ファミリーを形成。
母親違いの兄弟・姉妹達も成長すると皆が各方面で才能を発揮しさらに一族は繁栄。
藤堂は中華名では九燿といい、19番目の子で大層可愛がられて育った。
おおらかな父親を表すかのように愛人たちの関係は良好、
(それで人より豊かな生活が保障されてるわけですからね)
中でも令輝の母と藤堂の母(日本人)はとりわけ仲が良く
冷徹な性格のカジノ経営者令輝も藤堂には少し甘い。
そんな令輝が日本人のカジノ中毒者の父親から借金を取り立てるにあたり
行き場のなくした幼い子供を引き取り藤堂に押し付けたことで二人は出会うという
一穂ミチ以外では書けないであろう壮絶で隙のない設定が。
冷徹でカジノ経営しかできない令輝と子供に優しくして迎えようとする藤堂だが
ひねくれものの雪は藤堂のことを偽善者と煙たがり令輝についていき
ルーレット三昧の生活を送ることに。

藤堂は日本人ハーフだからか(それでも母親はかなり破天荒)
財産も地位もありながら穏やかで気配りできる優等生タイプ。
雪のこともずっと心配しているのに雪は相変わらず冷たい態度という
飼い主と懐かない猫の関係が絶妙で。
ノーモアベットより萌え度がたっかいです。
子供が令輝のことかっこいいとおもうのもわからんでもないです、
令輝も謎な人物だけど、自分のことを「スカベンジャー」
(都合の悪いものを排除するという意味で)などと呼び
藤堂とは役割が違うと言うのよね。
でも長い目でみたらやっぱり根気強い藤堂がかっこいいんだよね。

そう。最後は根気強い者が勝つのです。
これはそういう話だとおもいます。
雪まじで手ごわいけどね。
でも雪の底意地の悪さが可愛い。

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2014年BL小説ランキング5位~10位


このBLがやばい! 2015年度版 (Next BOOKS)小説ランキング
第1位:「COLD HEART」シリーズ- 木原音瀬
第2位:『交渉人は休めない』- 榎田尤利
第3位:『nez[ネ] Smell and Memory』- 榎田尤利
第4位:『言ノ葉ノ使い』- 砂原糖子
第5位:『愛の罠にはまれ!』- 樋口美沙緒
第6位:『眠り王子にキスを』 - 月村奎
第7位:『365+1』 - 凪良ゆう
第8位:『FLESH & BLOOD』 - 松岡なつき
第9位:『花屋の店番 毎日晴天!』 - 菅野彰
第10位:『おやすみなさい、また明日』 - 凪良ゆう

ちるちる小説部門ランキング
第1位: 美しい彼 - 凪良ゆう
第2位: おやすみなさい、また明日 - 凪良ゆう
第3位: イエスかノーか半分か- 一穂 ミチ
第4位: COLD HEART in NEWYORK- 木原音瀬
第5位: 未完成 - 凪良ゆう
第6位: 好きで、好きで‐安西リカ
第7位: 愛しのいばら姫- 凪良ゆう
第8位: nez[ネ] Smell and Memory- 榎田尤利
第9位: ナイトガーデン-一穂 ミチ
第10位: 宵越しの恋‐川琴ゆい華


このBLがやばいランキングは集計期間が10月とかで締め切ってしまうので
集計期間がそもそもおかしいし
年末発売がランキングに入りにくく審査員もたいしたことないので
ほんと偏ってます。代表ランキングみたいにのさばっているのは
本当にどうかとおもう。
ちるちるは読者投稿型なのでまだまともだとおもいます。
未完成がここにはいるのかー!未完成は過去に発売されたものの新装版なので、
個人的には新刊からは除外して考えてますが確かに良い本です。
木原女王in NEWYORKだけ入るとか本当www
王者榎田尤利がこれだけ下がるっていうのは、榎田尤利のBL離れで
読者のテンションも下がっているっていうことなのかなと。
NEZ自体は面白かったとはおもいますが、あのBL以外ジャンルへの進出は
確かにBLファンからするとさみしい気がします。
ナイトガーデン低いよ!!!もっと読もう!
川琴ゆい華はノーチェックだったので読もうかなー
安西リカは評価高すぎるとおもう。単純に実力不足。




個人的BL小説ランキング


★五位★
ヘブンノウズ 物語 (SHYノベルス)

大洋図書
英田 サキ


ヘブンノウズ 物語 (SHYノベルス)ヘブンノウズ 物語 (SHYノベルス)
(2014/12/27)
英田 サキ

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ヘブンノウズ最終巻でっす!
ヘブンノウズは全四巻ですのでよろしければお手に取ってください!

四巻だけの感想ではなくて
あーヘブンノウズって、細かいことを言えば色々ん?なとこも
無くはないけども、独特な雰囲気の中に浸れる特別な時間を過ごせる
シリーズだったので、四巻を通して改めてよかったなと思います。
奈良先生の過剰なレベルの挿絵もヘブンノウズには
よく合っていると思います!

犯人のわからない事件で親を亡くし、謎を抱えた主人公と
その事件をきっかけに口がきけなくなった幼い弟
豪華な洋館で暮らす幽霊の見える作家、
そこに住む執事や一癖ある住人達

オカルティックハートフルストーリーに
ゆっくりと浸れるシリーズ

英田サキ先生は刑事ものだけじゃないんだぞと
その実力を感じさせる物語だったとおもいます。
また、渋澤と旭以外の登場人物との疑似家族みたいな関係が
なんとも心温まり、読後感もさわやか。
あと四巻で最高だったのがミツルの将来の可能性をにおわせたことw
ミツル旭でもこちとら全然かまいませんぜ。。。

苦労性で真面目な旭が一途に渋澤を思い続けて
シリーズの途中では切なかったけど、
その切なささえこの本の雰囲気に合っていて。

旭いい子だったな。
幸せになれよ…。
英田先生の新しい扉を見せていただいて
素晴らしい作品でした!
これはおすすめ!


★六位★
イエスかノーか半分か (ディアプラス文庫)

新書館
一穂 ミチ

イエスかノーか半分か (ディアプラス文庫)イエスかノーか半分か (ディアプラス文庫)
(2014/11/08)
一穂 ミチ

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一穂ミチどれだけ面白いねん・・・

あらすじ
人気若手アナウンサーの国江田計は極端な二重人格。
王子と称される完璧な外面と、「愚民め」が(心の)口癖の強烈すぎる裏の顔を持っている。
もちろん誰にも秘密だ。そんなある日、取材で知り合ったアニメーション作家の都築潮と、
オフモードの時に遭遇してしまう。幸い都築は、くたびれたジャージに
マスクの男があの国江田計とは気づかない。けれど怪我をした都築の仕事を、
計はしばらく手伝う羽目になり…?

国江田計という若手アナウンサーの極端な二面性キャラが
非常に萌えるねん・・・。
家にいるときはこたつのまえからうごかず漫画読んでウダウダし
仕事中も心の中では毒舌吐き放題だが、本人は誰より仕事に対して真摯な態度で
真面目に打ち込んでるからこそその毒吐きも正当性のあるものなところが
好感もてますよね。

計が強烈なキャラだし都築もヒョウヒョウとしてて、
一穂作品の中ではコミカルで多くの人に受け入れやすそうな読みやすさです。

これの同人作品がまたやばくてだな。
展開早くてCD出て二巻もでるし。

しかしナイトガーデンのような超絶名作は評価低くて
わかりやすいイエスかノーかが手っ取り早く人気でてしまうっていうのもな。
でもイエスかノーかは、これはこれでアナウンサー仕事のシーンなども迫力あって
よくできたお話です。
計萌えるねん・・・。
あと一穂先生デビューから安定な竹美家らら挿絵ね。
もう二人付き合ってほしい←



★七位★
nez[ネ] Smell and Memory (SHYノベルス319)

大洋図書
榎田 尤利


nez[ネ] Smell and Memory (SHYノベルス319)nez[ネ] Smell and Memory (SHYノベルス319)
(2014/06/30)
榎田 尤利

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nez三巻出たよー!

あらすじ
燕 千里。勘がよくて、お調子者で女の子が大好き。
特異体質の持ち主で、その嗅覚は動物レベル。
鷹目兆。高身長、高学歴、高収入だけれど、
他者に対する気遣い能力は幼児並みの低レベル。
潔癖性のインケン眼鏡野郎。
ふたりは相性診断会社CASでコンビを組んで働いている。
相性は最悪!のはずなのに、身体の相性は最高だった。
友達でもないけど恋人でもない。でも、ただの同僚というには、
千里も鷹目も互いに抱いている割り切れない感情を意識しつつあった。
そんなとき千里にある異変が起きて!?


要なチャラいお調子者で特異体質でお仕事してるチリちゃんと
頭と顔だけはいいけど性格悪い超潔癖症合理主義メガネのゲイ鷹目ちゃん
BL王道のけんかっぷるってやつね!
それに面白い事件解決要素が加わりつつ、
チリちゃんの生い立ちにかかわる謎に迫っていく、みたい。

いままでは相性がいいから寝ちゃってたけど
今作では・・・

はっはっは!
鷹目のヤローはやっと自覚したっぽいZE!
自覚の方法がらしくてワロタ
チリちゃんは何となく鷹目が気になってることにきづきつつ
まだそこには目をそらしてるっぽいけど。
鷹目、次巻からガンガンに攻めてきそーね。
鷹目はゲイ界ではそれなりにモテててまともに
口説いたりすることこれまで無かったっぽいし。

テンポ良いし、人にもおすすめしやすいシリーズです。

不満は、最近BL以外を書いてる榎田先生なだけに
早々に次巻を出してもらえなさそうなとこです。
じれったいぜ。



★八位★
求愛前夜: 恋愛前夜2 (キャラ文庫)

徳間書店
凪良 ゆう

求愛前夜: 恋愛前夜2 (キャラ文庫)求愛前夜: 恋愛前夜2 (キャラ文庫)
(2014/04/26)
凪良 ゆう

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2012年俺の中で一位だった恋愛前夜のスピンオフ
http://ayayamiyako.blog39.fc2.com/blog-entry-1007.html

とはいえ恋愛前夜とは全然違う内容だし、
予想を裏切る展開の連続w

おネエぶりっこキャラの売れっ子少女漫画作家ヤコ先生が
まさかのイケメン化、
強面でヤクザに間違われる編集の貢藤を、まさか、ねえ・・・。

ヤコ先生がゲイの根性見せましたね。
そのイケメンすぎる展開が、なんだか面白くってツボってしまった。

王道展開を外れてやろうっていう凪良ゆう先生の
心意気を見せてもらいましたよ。
恋愛前夜はしっとりと楽しめたけど
コミカルな求愛前夜も良かった。



★九位★
美しい彼 (キャラ文庫)

徳間書店
凪良 ゆう

美しい彼 (キャラ文庫)美しい彼 (キャラ文庫)
(2014/12/19)
凪良 ゆう

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世間的には上位総なめの凪良ゆう先生だが
好きは好きなんだけど、もっと上をかけるだろう!と思ってしまう。
その中でもこれは良い本でした。

美しい彼が美しすぎる葛西リカコの表紙
葛西リカコ挿絵でなければこの本の評価は下がります。
葛西リカコ尊い。

あらすじ
憧れの級友に抱く、信仰にも似た想いーースクールカーストLoveストーリー。
「キモがられても、ウザがられても、死ぬほど君が好きだ」無口で友達もいない、
クラス最底辺の高校生・平良(ひら)。そんな彼が一目で恋に堕ちたのは、
人気者の清居(きよい)だ。誰ともつるまず平等に冷酷で、
クラスの頂点に君臨する王(キング)――。自分の気配に気づいてくれればいいと、
昼食の調達に使いっ走りと清居に忠誠を尽くす平良だけど!? 
絶対君主への信仰が、欲望に堕ちる時――スクールカーストLOVE!!


日常の世界ではそれなりの人気や美しさを持ちあわせている清居でも
いざ芸能界に入ってしまうとそれ以上の努力や運を試され挫折を味わう世界。
その中気持ち悪いほど自分を崇拝し肯定してくれる平良の存在に
癒されてる自分がいて・・・という
粘り強いストーカー攻めの粘り勝ちホモね。
凪良作品では恋愛犯とか真夜中クロニクルとかみたいなかんじかな。
平良みたいな病的な攻め好きよね。
ええ好きです。

じっとりと描いてくれるのでどの本も面白いのだけど
私はこれを上位に選びました。
挿絵は大きいよね。



★十位★
家族になろうよ (SHYノベルス)

大洋図書
月村奎

家族になろうよ (SHYノベルス)家族になろうよ (SHYノベルス)
(2014/12/27)
月村 奎

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月村奎はファンなので全作買っております。
新書館でおなじみの作家だけども
最近ちょくちょくSHYでみかけますね。
締切一週間前には必ずあげる模範的作家らしいですよ。
素晴らしい。

月村作品は、BL的要素以外に家族との関係の再生を描くものがおおく
秀逸なことで有名なのだけど最近家族関係について
抜けている作品が多かったので、
家族になるというテーマのこの作品は良いかなとおもいました。
血縁だけが大事なわけじゃないんだよっていう
心温まるストーリー。
しかし、冒頭の出会いのシーンが少々強引に感じられて違和感。

2015年のほうが月村作品は豊作だったので今後にも期待。
とりあえずコンスタントに新作を出し続けてくれるので
非常にありがたいです。
どの先生方にも言えることだけど好きで作品書き続けているっていうのが
一番ありがたいですよね!
こっちも好きで読み続けますので!

2014年BL読書まとめ

2015年も2月になりますが、
2014年ボーイズラブ作品の感想とランキングについて
記載したいとおもいます。

一昨年は榎田尤利作品を総なめしたために読書冊数もけっこう
いったのですが、今年は乙女ゲームに夢中になったり
新刊中心で既刊をあまり購入しなかったので
数はそんなにいっていないきがします。

2014年の大きな傾向としては、
2012年の顔であったSHOOWA先生は勢いを失い、
桜日 梯子先生が空前の大ヒットで低迷するBLコミック界を牽引しました。
コミックの話題性も元からあったものの
BLCDの評判もよくさらに人気を伸ばした要因と考えられます。
新田 祐克先生の春抱きがALIVEとして新シリーズコミック発売など
古参シリーズも堅調に続巻が出続けました。

個人的な2014年の傾向として感じたこと。
いままで年間4~5冊は新作を発表してきた榎田尤利が
榎田ユウリ名義で非BLシリーズに力を入れ、魚住君が新装版にて出たものの
BL作品として新作はNEZを残すのみという
BLファン的には寂しい方向に向っているようです。
一穂ミチがずっと良作を発表し続けてきたものの
ここにきてさらに力を伸ばしてきているとおもいました。
一穂ミチの今後にも期待です。
木原音瀬のCOLDシリーズ新作が読者の期待を裏切らない
ハードな展開に読者歓喜。文句なしの小説部門一位を獲得
木原女帝は唯一無二だなと再確認させられました。
男子のファンも増えてるようです。
また、新書館の社運をかけた宝井理人新作テンカウントコミックが
好調な滑り出し、2巻での急展開で読者をさらにつかみ今後の展開に期待。
ヨネダコウの「どうしても触れたくない」がまさかの映画化!
囀る鳥は羽ばたかない2巻も息を呑む展開で
来年もヨネダコウから目が離せない!
小説ディアプラスを読んでいるのでどうしても新書館ディアプラスが多めになりますが
プラチナ文庫とフルール文庫も勢いを伸ばしている印象。
KADOKAWA強い。


世間一般の小説ランキングと読了リストです。
個人的ランキングは次回更新予定。



このBLがやばい! 2015年度版 (Next BOOKS)小説ランキング

このBLがやばい! 2015年度版 (Next BOOKS)このBLがやばい! 2015年度版 (Next BOOKS)
(2014/12/11)
NEXT編集部

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第1位:「COLD HEART」シリーズ- 木原音瀬
第2位:『交渉人は休めない』- 榎田尤利
第3位:『nez[ネ] Smell and Memory』- 榎田尤利
第4位:『言ノ葉ノ使い』- 砂原糖子
第5位:『愛の罠にはまれ!』- 樋口美沙緒
第6位:『眠り王子にキスを』 - 月村奎
第7位:『365+1』 - 凪良ゆう
第8位:『FLESH & BLOOD』 - 松岡なつき
第9位:『花屋の店番 毎日晴天!』 - 菅野彰
第10位:『おやすみなさい、また明日』 - 凪良ゆう


以下が2014年読了リストです。
だいぶ抜けているとおもいますが思い出したものだけ。


2014年読了新刊
★ノーモアベット (ディアプラス文庫)
新書館
一穂 ミチ
★甘い手、長い腕 (ディアプラス文庫)
新書館
一穂 ミチ
★ワンダーリング (ディアプラス文庫)
新書館
一穂 ミチ
★イエスかノーか半分か (ディアプラス文庫)
新書館
一穂 ミチ
★アンフォーゲタブル (幻冬舎ルチル文庫)
幻冬舎
一穂 ミチ
★ナイトガーデン (フルール文庫 ブルーライン)
角川書店
一穂 ミチ
★未完成 (プラチナ文庫)
プランタン出版
凪良 ゆう
★おやすみなさい、また明日 (キャラ文庫)
徳間書店
凪良 ゆう
★夜明けには優しいキスを (プラチナ文庫)
プランタン出版
凪良 ゆう
★求愛前夜: 恋愛前夜2 (キャラ文庫)
徳間書店
凪良 ゆう
★365+1 (プラチナ文庫)
プランタン出版
凪良 ゆう
★それはおまえが童貞だからです (幻冬舎ルチル文庫)
幻冬舎
凪良 ゆう
★愛しのいばら姫 (プラチナ文庫)
プランタン出版
凪良 ゆう
★美しい彼 (キャラ文庫)
徳間書店
凪良 ゆう
★COLD HEART in TOKYO (ビーボーイノベルズ)
リブレ出版
木原 音瀬
★COLD HEART in NEWYORK (ビーボーイノベルズ)
リブレ出版
木原 音瀬
★nez[ネ] Smell and Memory (SHYノベルス319)
大洋図書
榎田 尤利
★50番目のファーストラブ (ディアプラス文庫)
新書館
月村 奎
★片思いアライアンス (SHYノベルス318)
大洋図書
月村 奎
★恋する臆病者(チキン) (ディアプラス文庫)
新書館
月村 奎
★家族になろうよ (SHYノベルス)
大洋図書
月村 奎
★欺かれた男 (キャラ文庫)
徳間書店
英田サキ
★神さま、お願い 〜恋する狐の十年愛〜 (ディアプラス文庫)
新書館
名倉 和希
★愛の一筆書き (ディアプラス文庫)
新書館
名倉 和希
★漫画家が恋する理由 (ディアプラス文庫)
新書館
金坂 理衣子
★恋じゃないみたい (ディアプラス文庫)
新書館
砂原 糖子
★言ノ葉ノ使い (ディアプラス文庫)
新書館
砂原 糖子
★灰とラブストーリー (キャラ文庫)
徳間書店
砂原 糖子
★全寮制男子校のお約束事 (ディアプラス文庫)
新書館
砂原 糖子
★神さまには誓わない (リンクスロマンス)
幻冬舎
英田 サキ
★ヘブンノウズ 物語 (SHYノベルス)
大洋図書
英田 サキ
★絡まる恋の空回り (ディアプラス文庫)
新書館
渡海 奈穂
★におう桜のあだくらべ (ディアプラス文庫)
新書館
久我 有加
★渇命 (プラチナ文庫)
プランタン出版
宮緒 葵
★ぱんつを穿きたい3日間 (プラチナ文庫)
プランタン出版
宮緒 葵
★飼育の小部屋〜監禁チェリスト〜 (ディアプラス文庫)
新書館
華藤 えれな
銀狼の婚淫 (クロスノベルス)
華藤 えれな
★双子の秘蜜 (キャラ文庫)
徳間書店
秀 香穂里
★神凪の恋 (ディアプラス文庫)
新書館
いつき 朔夜
★その兄弟、恋愛不全 (ディアプラス文庫)
鳥谷 しず
★あなたの好きな人について聞かせて (ディアプラス文庫)
新書館
小林 典雅
★愛の罠にはまれ! (白泉社花丸文庫)
白泉社
樋口 美沙緒
★極道はスーツと煉獄を奔る (アズ・ノベルズ)
イースト・プレス
中原一也
★キスと小鳥 (白泉社花丸文庫)
白泉社
間之 あまの
★嘘つき溺愛ダーリン (幻冬舎ルチル文庫)
間之 あまの
★FOOT FETISH (B-PRINCE文庫)
四ノ宮慶
★或いは、傷痕。 (SHY文庫)
笹原 にしき
★蝶は夜に囚われる (幻冬舎ルチル文庫)
御堂 なな子

2014年読了コミック
★春を抱いていた ALIVE 1 (スーパービーボーイコミックス)
リブレ出版
新田 祐克
★テンカウント (1) (ディアプラス・コミックス)
新書館
宝井 理人
★SEX PISTOLS(8) (スーパービーボーイコミックス)
リブレ出版
寿 たらこ
★生徒会長に忠告 (7) (ディアプラス・コミックス)
新書館
門地 かおり
★花鳥風月 (3) 初回限定版小冊子付 (ディアプラス・コミックス)
新書館
志水 ゆき
★年下彼氏の恋愛管理癖 2 (バンブーコミックス Qpaコレクション)
竹書房
桜日 梯子
★テンカウント (2) (ディアプラス・コミックス)
新書館
宝井 理人
★セーフティ・ゲーム (ディアプラス・コミックス)
新書館
香坂 あきほ
★アーモンドを七粒(1) (H&C Comics/ihr HertZシリーズ)
夏水 りつ
★それでも、やさしい恋をする (H&C Comics/CRAFTシリーズ)
ヨネダ コウ
★アイツの大本命7 初回限定版 (ビーボーイコミックス)
リブレ出版
田中 鈴木

2014年読了既刊
★パラスティック・ソウル 全2巻
木原音瀬
★月に笑う 上・下巻
木原音瀬
★箱の中
木原音瀬
★夜をわたる月の船
木原音瀬
★COLD LIGHT (新装版) (ビーボーイノベルズ)
木原 音瀬
★COLD FEVER (新装版) (ビーボーイノベルズ)
木原音瀬
木原 音瀬
★COLD SLEEP (新装版) (ビーボーイノベルズ)
木原 音瀬
★秘密 (講談社文庫)
木原 音瀬
★年下彼氏の恋愛管理癖 バンブーコミックス
桜日梯子
★花鳥風月1,2
志水ゆき
★雪よ林檎の香のごとく (ディアプラス文庫)
一穂 ミチ
★シュガーギルド (ディアプラス文庫)
一穂 ミチ
★meet,again. (ミート・アゲイン) (ディアプラス文庫)
一穂 ミチ

2013年BL作品ランキング1~3位


2013年BL作品ランキング

◇◇◇第一位◇◇◇

交渉人は休めない榎田尤利100冊記念特別版」榎田尤利 奈良千春
総合:★★★★★
タイトル★★★★☆
キャラ★★★★★
ストーリー★★★★☆
挿絵★★★★★
冒険度 ★★★☆☆

はあああああああもううううう
素晴らしかったねえええええええええ
芽吹さあああああんんんん
兵頭うううううううううううう
すきだあああああああああああああ

交渉人初期のころは
「ただ流されただけさ」とゆって
乙女兵頭を泣かせてきた芽吹さんだけど
あれやこれやいろんな事件があって、二人の関係が
少しずつつみあがってきて
もう兵頭なしでは生きていけないんだって。
交渉人好きだああああああああああああああ
先生100冊目おめでとうございますううううううう
素晴らしいですううううううううううう
そして特典冊子が!!!!!ぎゃん!!!!!!!
魚住君がやばいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい

ぎゃひいいいいいいいいいいいいいいいいいい

ペットラヴァーズとラブトラもまたおがめるとは!!!!!
豪華!!!!!!

また、奈良千春先生の絵も細かい。

物語の内容に触れることなく
悲鳴だけで感想とは呼べませんが
2013年一位は榎田尤利先生への100冊への感謝も込めて
選ばさせていただきます。
先生これからも新作楽しみにしております。



◇◇◇第二位◇◇◇

きみが好きだった 凪良ゆう宝井理人
総合:★★★★★
タイトル★★★★☆
キャラ★★★★★
ストーリー★★★★★
挿絵★★★★★
冒険度 ★★☆☆☆


はあ。。。
凪良ゆう先生ってなんなんでしょう。
ほんとは一位にしたいくらいだった。
私の中では一位なんだけども、人によって評価が分かれる本なので
すすめやすさだけを差し引きました。


内容としては
目新しいことや
物語の起伏もそこまでなく、
人によっては物足りなく感じるのかもしれない。
世間的にあまり高い評価がされていないのは
凪良ゆう初の単行本、としてふさわしい内容だったかというと
それによって無駄な期待をあおってしまったのかな。
繊細なタッチの宝井理人先生のイラストがとてもあっていたとおもうけれど
宝井先生目当てで読んだ若い読者にはあまり受けがよくないかもしれない。
また価格も1575円と文庫本の倍近くするため
大衆の心理からすると、値段相応の萌えとストーリーを回収したい読者の
期待には十分には応えなかったのかもしれないです。

そこの一点が脊髄反射的な評価を下げているのであって
価格に見合う内容というのが、
事件が起きて障害が高くて
記憶喪失があって交通事故があって恋敵をやっつけてそれを乗り越える
派手なストーリーなのか、
それともひとつのテーマを着実に描かれた内容なのか。。。
人はボーイズラブの価格に対して何を期待するんだろう、と少し考えさせられました
凪良ゆうは、単行本としてこのストーリーをお選びになった
そこが興味深いし、決して内容が他の凪良作品に劣るということは
全くなかったとおもいます。
文庫本で出してもよかったのかもしれないけれど
とにかく本の販売形式に、とらわれたくないです。
1575円ださないとこの本が買えないなら出します。それだけです。
描写の丁寧さが高く、心理描写がとにかく緻密
何度も何度も読み返しています。


主人公高良は親友の恋人に恋をした。

医者の息子に生まれ、家庭円満で育った高良
両親が離婚直前、子の引き取り先を押し付けあっている中
奔放に愛を求める諏訪
父親が違う兄弟達を抱え、バイトに明け暮れる苦労人
薄幸な育ち故、人一倍人との触れ合いに飢えている真山
対象的な三人が繰り広げる三角関係は
一見どこにでもあるようで、
でも渦中の人間は
子供ゆえの不自由さの中で
大人の都合の狭い箱に押し込められ、
行き場の無い想いをそれぞれが抱えている
ありふれた日々こそが当事者にとってはどうしようもなく切なくてドラマで。
高校生時代、さわやかな夏の青春を背景に丁寧に描かれている、

大人からは親戚同士の仲良しの二人に見える高良と諏訪。
高良が生まれながら恵まれていて諏訪が両親に愛されていないことも
お互いのせいではないと思いながらも
高良が諏訪を理解しようとしてるし、
諏訪もそれは感じてるけど
諏訪は家庭環境に、
高良は諏訪の遊びなれてる雰囲気や真山を手に入れてることに
お互い劣等感感じてる
それが諏訪の家庭問題が佳境を迎えるのと比例して
諏訪の真山、高良へのやつあたりも大きくなり
高良もついには諏訪に
「離婚している家庭なんて珍しくない、自分ばかりが不幸だとおもうな」
とついに爆発してしまう。
諏訪からしたら何もかも手に入れているやつに言われたくないし
高良も、高良にはない、真山とキラキラと輝くオーラを持つ諏訪が
真山を何度も悲しませる態度についに切れてしまう。
これが、本当にお互いが嫌いだからケンカしてしまったのではなくて
お互いそんなことはしたくなかったのに、
どうしても窮屈で空虚で劣等感に苛まれ
辛くて辛くてそんなことを言ってしまったっていう
過程がわかってしまうから切ない。
どれも大きな問題ではなくても
高校生の彼らにはそれがすべてというほど大きなことで。
諏訪は真山と付き合いながらも浮気しまくって
真山が好きな高良の気持ちを知りながら、真山との行為を見せつけたり
自分がかまってやれない時の真山の面倒を見させたりと
精神不安定でクズいのだが、これがなかなか憎めないとこもあったり。

諏訪は、高良が好きな真山と付き合うことで優越感というか
どんなに浮気しても、冷たい態度をとっても
真面目な高良がそばにいても、裏切ることがなかった
真山との関係に、癒されていたんだろうし
高良は真山と出会わなければ本気の恋に出会うこともなかっただろうし
それに高良の堅物な性格からして
諏訪の恋人として出会わなければ好きにならなかったとおもう。
真山は、諏訪としんどい恋をしつつも、高良がいたから
助けられたと後に語ってるし、
つらいことが多くても高校時代の彼らには
かけがえのない関係だったんだなと。

真山は諏訪の恋人だけども、真山の生活に諏訪より深く踏み込むことになる
高良の切ない恋心の描写が本当に素晴らしい。
バイクで二人乗りしたときの高良の高揚感が印象的だった。。
真山だって、真摯な高良の態度に
付き合ったのがお前だったらよかったなと笑いながら語ったけども
真山が本当に諏訪が好きなことがわかるから
高良も想いを伝えられないままっていうのがもう切ない。


ここまでで前半の感想w


後半はそれぞれの道をすすんで大人になった彼らの再会編。

これがまた!!!!!!!!!!!!!!

前半は高良が主人公だったのだが
後半は真山目線で語られる構成に。

諏訪とわかれた後も、クズな彼氏とばかり
似たような恋愛を続け、疲れ切った真山が
高良と再会するのだが、高良は眼科医になっていて、
高校のときは野暮ったく感じたお堅い雰囲気が
30近くになると地に足のつく大人として魅力的にさえ見せていた
っていうのがね!
医者として技術的に有能というだけでなく、
きちんとしたご両親から受けついだ思いやりと
精神的余裕に満ちている姿が非常に魅力的。
これが若い子はわからんのよねー
若いときは諏訪みたいのが良いって思っちゃうけど
大人になって振り返ってみるとただのさみしがりやのクズじゃんーって
人の価値観って学生と社会人でこれほどにも変わるもので。
そして件の諏訪は大人になっても相変わらずの
精神不安定から抜け出してないのもすごいw

真山の妹が子供を連れて飲みに来た際
姪が店で遊んで怪我をしてしまうのだけど
その日酒を飲んでた妹を叱ろうとした真山に
子育ては24時間拘束されて疲れるもの
周りの手助けがないと追いつめられてしまう
妹さんも反省しているんだから身内は味方してあげて、
と適格で優しいアドバイスを。

高良は医者になった以外は変わったとこがないものの
大人編になってからの高良の魅力、諏訪の抱える闇
真山の人恋しさ
それぞれ本質は変わらないのだけど
状況が変わるとこんなにも立場が変わるのかとはっとさせられる。
いろんなことを経験して、将来を見据えるようになると
求めるものが変わってくる

でも状況が変わっても価値観が変わっても
高良の想いはずっとずっとずっと変わらなくて
高良の「ずっと君が好きだった」の重さ。
この重みがこの本の重みなのだとおもう。

タイトルがシンプルなのに、
本を読んだ今は見ただけですごく胸が締め付けられる
凪良ゆうはいつもそう。
無駄な文章、よけいな飾りたて、
読者のためのサービスなんて無くて
テーマがシンプルなだけに、殴られたように響く。

恋愛前夜と並ぶくらい好きです。


諏訪のスピンオフを作者も読者も希望しているみたいだけど
編集部OKが難しいとのこと。
編集部様お願いします。



◇◇◇第三位◇◇◇

NEZ-SWEET SMEL-榎田 尤利 湖水 きよ
総合:★★★★★
タイトル★★★★☆
キャラ★★★★★
ストーリー★★★★★
挿絵★★★★★
冒険度 ★★★☆☆

テンポよしキャラクターよしストーリーよし
文句なしに面白いシリーズ待望の第二弾!
榎田尤利先生お得意の事件解決要素もあり
誰にでもおすすめしやすい本です。
これぞボーイズラブという醍醐味詰め込んだ
唯我独尊神経質エリートで生粋のゲイ鷹目と
女好きでだらしないお調子者千里ちゃんとの
王道ケンカっプルな組み合わせが見ててほんと微笑ましい。。
頭脳だけを頼りに生きる鷹目と異常にすぐれた嗅覚という才能だけで
生きる千里。対照的な二人の事件への取り組み方も見てて興味深い。
前作では身体(におい)の相性と勢いでくっついてしまった二人だが
今回では、仕事の相棒としての絆も深まり少々進展した模様。
特に鷹目はチリちゃんへの気持ちの自覚ありありでセフレとも切ってるし
あとはチリちゃん次第というところで次作も楽しみです。
また二人を取り巻く女性キャラクター等も魅力的。
でも今後はチリちゃんの重い過去に迫る
鬱展開が待っいそうな伏線が最後に・・・?
早く三巻読みたいです。。

キャラが強いし、事件解決要素を絡めてシリーズにできるっていうのが
榎田尤利作品の強みだなー。
やっぱりキャラには愛着もって長いことめでてたいものなのよ。


2013年BL作品ランキング4~10位

2013年に読んだ膨大なBL作品から
感想書きます!
なんと、100冊近く読んでたw
今年は榎田尤利強化してました!
安定のクオリティで面白いw

まずは4位から10位までランキングにしました!

●読了BL小説
ずっと君が好きだった凪良ゆう宝井理人○
あいのはなし凪良ゆう 小椋ムク
恋をするということ凪良ゆう 金ひかる
雨降りVEGA凪良ゆう
バイバイ、ハックルベリー
恋するソラマメ久我有加 金ひかる
恋愛できない仕事なんです砂原糖子 北上れん
裸のマタドール華藤えれな 葛西リカコ
恋の押し出し久我有加 カキネ
ハッピーボウルで会いましょう名倉 和希, 夏目イサク○
御曹司は初恋を捧ぐ名倉和希 水貴はすの
殴らないでください名倉和希 みずかねりょう
今夜、会いたくて……名倉和希 鈴倉 温
ふったらどしゃぶり When it rains, it pours一穂ミチ 竹美家らら○
アイズオンリー一穂ミチ 小椋ムク
新世界恋愛革命 鳥谷しず 周防佑未
神の庭で恋萌ゆる鳥谷しず 宝井さき
ぼくのせんせい。岩本 薫 腰乃
ホーム・スイートホーム岩本 薫麻々原絵里依
二重螺旋吉原理恵子円陣闇丸
背中で君を感じてる いつき朔夜 宝井さき
カモフラージュ ~十年目の初恋~ いつき朔夜 香坂あきほ
藍苺畑でつかまえて小林典雅 夏目イサク ○
クレイジーな彼とサバイバーな彼
~嘘と誤解は恋のせい~小林典雅 小椋ムク
素敵な入れ替わり 小林典雅 木下けい子
恋襲ね 小林典雅
眠り王子(ひめ)にキスを月村 奎 木下けい子
teen's blue月村 奎 宝井理人
いばらの王子さま 渡海奈穂 せのおあき
FRAGILE 木原音瀬
熱砂と月のマジュヌーン木原音瀬 笠井あゆみ○
美しいこと 木原音瀬
ヘブンノウズ 赦罪 英田 サキ, 奈良 千春
極道はスーツがお好き中原一也 小山田あみ
極道はスーツを引き裂く中原一也 小山田あみ
極道はスーツに刻印する中原一也 小山田あみ
極道はスーツに契る中原一也 小山田あみ
極道はスーツを愛で貫く中原一也 小山田あみ
極道はスーツを愛玩する 中原一也 小山田あみ
極道はスーツを秘密に閉じ込める中原一也 小山田あみ
番犬は悪徳弁護士に狂う中原一也 小山田あみ○


●読了榎田尤利作品

ソリッド・ラヴ
レイニー・シーズン
オール・スマイル
ワークデイズ
ハードボイルドに触れるな
ロマンス作家は騙される
ラブ&トラスト○
エロティック・パフューム
100ラブレターズ
ハンサムは嫌い。
聖夜 榎田尤利作品集榎田尤利 ヨネダコウ
名前のない色○
ひとりごとの恋
眠る探偵
人形の爪
鏡よ、鏡
傀儡の巫女
きみがいなけりゃ息もできない
きみがいるなら世界の果てでも
ごめんなさいと言ってみろ
愛なら売るほど
普通の男
普通の恋
権力の花
ゆっくり走ろう
歯科医の憂鬱○
ギャルソンの躾け方
アパルトマンの王子
理髪師の、些か変わったお気に入り
寡黙な華
執事の特権
犬ほど素敵な商売はない
獅子は獲物に手懐けられる
秘書とシュレディンガーの猫○
蛇とワルツ
交渉人は黙らない
交渉人は疑わない
交渉人は振り返る
交渉人は嵌められる
交渉人は諦めない
交渉人は愛される
交渉人は休めない榎田尤利100冊記念特別版」榎田尤利 奈良千春 ○
スウィーパーはときどき笑う
華の闇○
Stepbrother
菫の騎士
ビューティフル・プア
優しいSの育て方○
nez[ネ]○
nez[ネ] Sweet Smell榎田尤利 湖水きよ


●読了コミック
いかさまメモリ
セブンデイズ
生徒会長に忠告
虎穴ダイニング元ハルヒラ
きみがいなけりゃ息もできない
誰にも愛されない上下
恋になれ!
今日も月が綺麗
星空ダイヤル
ハートの隠れ家
囀る鳥は羽ばたかない
どうしても触れたくない
NightS
不器用なサイレント④
クロネコ彼氏のしつけ方
毎日晴天!(コミカライズ)


超個人的な

\\\2013年発売BL作品ランキング///



四位から10位まで!

NEZ-SWEET SMELL 榎田 尤利 湖水 きよ
総合:★★★★★
タイトル★★★★★
キャラ★★★★★
ストーリー★★★★
挿絵★★★★★
冒険度 ★★★☆☆

テンポよしキャラクターよしストーリーよし
文句なしに面白いシリーズ待望の第二弾!
榎田尤利先生お得意の事件解決要素もあり
誰にでもおすすめしやすい本です。
これぞボーイズラブという醍醐味詰め込んだ
唯我独尊神経質エリートで生粋のゲイ鷹目と
女好きでだらしないお調子者千里ちゃんとの
王道ケンカっプルな組み合わせが見ててほんと微笑ましい。。
頭脳だけを頼りに生きる鷹目と異常にすぐれた嗅覚という才能だけで
生きる千里。対照的な二人の事件への取り組み方も見てて興味深い。
前作では身体(におい)の相性と勢いでくっついてしまった二人だが
今回では、仕事の相棒としての絆も深まり少々進展した模様。
特に鷹目はチリちゃんへの気持ちの自覚ありありでセフレとも切ってるし
あとはチリちゃん次第というところで次作も楽しみです。
また二人を取り巻く女性キャラクター等も魅力的。
でも今後はチリちゃんの重い過去に迫る
鬱展開が待っていそうな伏線が最後に・・・?
早く三巻読みたいです。。

キャラが強いし、事件解決要素を絡めてシリーズにできるっていうのが
榎田尤利作品の強みだなー。
やっぱりキャラには愛着もって長いことめでてたいものなのよ。


◇◇◇第五位◇◇◇


熱砂と月のマジュヌーン 木原音瀬 笠井あゆみ○
総合:★★★★★
タイトル★★★☆☆
キャラ★★★☆☆
ストーリー★★★★★
挿絵★★★★★
冒険度 ★★★★★

さすがキタよ。木原音瀬大先生。
木原音瀬大先生の実力半端じゃない。
もういまとなってはなんで手に取ったのかも覚えてないけど
これが大先生らしい大問題作だった・・・。
もう、読む人にとっては「だから何?これなんだったの?」
だろうし、エロ目的に読んでも
やってることはすごいけどなんだかエロとも違うし
痛い内容だけど主人公の強靭さゆえにそこまで痛すぎないというか。
最後まで読み終わった私には風と木の詩のような壮大な名作感すら感じた…。

アラブ物と呼ぶにはあまりに世にあふれているアラブ物と違う。
大先生のアラブ物がこんな形になるとは。

そもそも主人公の受けはここまで悪いかってほど自己中心的で性格悪い。
権力を振りかざし奴隷をいたぶり遊んだ石油王の父親の罪を
ファウジが替わりに償うことになるのだが、そんな状況も同情しがたいほど
ファウジの性格が悪い。
ファウジを買い取った大富豪・ラージンも一見紳士的に見えてなかなか闇が深い。
性格が悪い主人公など興味なかったけど
ファウジに限っては不思議と、
ここまでとことん腐った金髪美形が痛めつけられる図っていうのも
逆に萌えますのー。
性格は悪いけど子供っぽくて純なとこもあるのだ。
恋するとツンデレる。
まあ、周りは特に萌えたりもしないのだが。。
ファウジを潰すためではなく、罪の意識を自覚させ
償わせるという目的があるのでラージンは無茶なことは一切させない。
黒人のハッサンに入念にケアさせ、万全の態勢で償いに挑めるよう
コンディションを整えてさえいる。
読み手にとってはそこが辛さが軽減されるところではあるのだが
ファウジに欠片も萌えを持たずに性奴隷として所有されつづけるというのも
それもまた非情というか。
ラージンは黒人奴隷のハッサン達の復讐のためにもそうしているのだが
彼らの複雑な憎しみ、ほんと見事としか言いようがない描写力なのだよ…。

そしてまたよくできているのが第三章。
好きというよりはどちらかというと嫌いであるファウジの
その後が気になり、黒人奴隷のハッサンがラージンに辞表を出して
ファウジを探しに行くのだっが・・・。
そこで見つけたファウジはさらなる過酷な状況におかれていた…。

ひゃー
この再会編もすごいね。すごいんだよ。
もう第三章。。
今年一位にしてもいいくらい壮絶だ。。
ファウジはとにかく強いね。
強いからこんなラストまで耐えられたんだね。
ふつうならとっくに死んでるか気がくるってるよ。
ファウジの強さに読者も救われる。
ありがとうファウジ。
人は強く生きなければいけないね。
ハッサンひでーよ。

というわけで性奴隷のときになんかすごいプレイでてくるし
絶望のその彼方まで描かれてるし
ラブ?うーん?
人様にはおすすめしずらいからこの順位だけど
でも間違いなく今期最大級の名作ではある。
大先生恐ろしい。


◇◇◇第六位◇◇◇
藍苺畑でつかまえて小林典雅 夏目イサク ○
総合:★★★★★
タイトル★★★★☆
キャラ★★★★★
ストーリー★★★★★
挿絵★★★★★
冒険度 ★★★★★

AMAZONより
『綾織村に中国からお嫁さんを迎えよう』。
村を挙げての婚活プロジェクトに渋々参加することになった信。
とはいえまだ25歳、結婚する気はない。
一方、姉代わりの友人の付き添いで、プチ女装で渋々参加した夏雨(23歳・男)。
もちろん結婚する気はない。
そんな二人は、顔合わせ初日から言葉も通じないのに大喧嘩。
だがなぜか、夏雨がホームステイ先に信の家を選び……!?

アイラブディアプラス。
お世話になります。

嘘と誤解は恋のせいで、その名を知らしめたいわずもがな小林典雅先生。
噂によると看護師とのWワークと聞いたのだが
ハードだ・・・。
個人的には、その後の作品はいまいち伸び悩んでいた気がする。
彼女の良さが出きれず、個性が浮いてしまい
リスペクトする三谷幸喜感だけが前面に出てしまい萌え要素に欠けるという。
そんな彼女の良さも生かされた作品が
やっと拝めたなー!というのがこれでした。
面白さでは嘘と誤解~を超えたとおもいます。
超えてくれてうれしい。
小林典雅先生はまだまだこれからにも期待できる作家さんですね、
作家陣の中で頭の良さも随一だし。

シアユーが見た目は色っぽいのにすごい男らしくて
畑仕事とかも喜んでやってるし、
その上ピュアで日本語もたどたどしいから信もメロメロになるし
それもよくわかってない夏雨という図が微笑ましい。
また信の大家族が底抜けに明るくて楽しすぎる。

あとさ、典雅先生の数少ない欠点なんだけど
残ったページ数でサブカプを無理やりくっつけるんだけど
これが要らない。非常にいらない。俺が編集なら全面カット!
でもいっつもそうなの。
典雅先生はとにかく頭脳派だから
くっつけるという結果に向かって立て板に水のように書くって感じ。
さりげないやりとりなどを長く書くことが苦手のようなんだけど
ここは主人公二人をもう少し掘り下げてほしかったよね!
せっかく魅力的なキャラなんだからさ・・・。
サブカプのくっつけ方も雑だしさ。
だったらその下りいらねーのよ・・・。
チャイナドレスプレイ入れたかったのが心残りってあとがきにあるが
だったらサブカプは全面カットしていれればよかったのです。

あとイサクたんの挿絵がとにかくよいです!!
イサクたん!!!!

兼業されてるので遅筆な先生だけど
この年は小林典雅先生の本たくさん読めた!
まさかの!花丸BLACKデビュー「恋襲ね」
(先生はBLACKの意味を少しはき違えてたきがする…)
まさかの!嘘と誤解は恋のせいの続編で歓喜!!!!
あとディアプラスから「素敵な入れ替わり」
どれもよかったー。
あとディアプラスに掲載されてた
ツンデレイケメン×作家を目指すドジっこものが
王道ながらに小林テイストがきいてて
面白かったので今年あたり文庫化しないかな!楽しみ!


◇◇◇第七位◇◇◇

雨降りのVEGA
総合:★★★★★
タイトル★★★★★
キャラ★★★☆☆
ストーリー★★★★★
挿絵★★★★☆
冒険度 ★★★☆☆

最初から最後まであまりに切なすぎるお話。
本当はもっと上位にしたいくらい素晴らしい作品でした。
だが攻めの新開が煮えきらなくてじりじりするので減点。
恋愛前夜よりジリジリした・・・。
あといくら凪良ゆうだからといっても
ムチ99アメ1でアメの割合が低い^^;
でもそれを差し引いてもやっぱり凪良ゆう好きだなあと
思わせてくれるよい作品でした。
タイトルと物語が一貫していて
アルタイルとベガの年に一度の逢瀬である七夕に例えて
雨が降ると星も見えないように
君と会うときはいつも雨だね、というセリフも意味が深い。
七夕のお話では天気が悪いと会えない二人だが
物語上ではタイミングや運が悪くて長年結ばれない二人が
ジリジリジリジリと描かれている。
でもそのジリジリも楽しめるし、
最後、遠距離になっても、
本当につらいっていうのはそういうことではないことを
二人が知っているっていうのが、
なんか、良かったな。
ホモが両想いで幸せで当たり前、の世界ではなくて。

それにしても!!凪良ゆうは読者を甘やかせてはくれない。。
でも読者サービスだけがエンターテインメントではない
そんな作家がいてくれることがうれしい。
10位内に入らなかったあいのはなし、もよかった。



◇◇◇第八位◇◇◇

ふったらどしゃぶり When it rains, it pours一穂ミチ 竹美家らら○
総合:★★★★☆
タイトル★★★★☆
キャラ★★☆☆☆
ストーリー★★★☆☆
挿絵★★★☆☆
冒険度 ★★★★★

世間的評価の高い一冊。
大人の女性のためのWEB連載され
男女間のセックスレスをテーマにしたボーイズラブ作品
現代新しい試みが盛り込まれた本作。
一穂ミチを知らなかった人からも読まれているようです。
こんな作品があるなんてという反応もあるなか
一穂ミチっこな私からすると彼女の作品の中では
藍より青しの雰囲気に近いかもと思ったり。
一穂ミチは一般小説とも見劣りせぬ実力の持ち主で
情景描写が得意な作家だし、
一穂ミチだからかけた作品だなあと思いました。

タイトルがしゃれているし作品にもぴったりでセンスが感じられる。
梅雨時期で雨が多い作品中、雨と登場人物の心情のリンクが
緻密に計算されて描かれ、痛いほどの感情や空気感が
ビシビシ伝わってくるのがすごい。
どこにでもいそうな人たち、場所しかでてこないのに
確かに人といるのにふと流れる孤独感や
もの寂しげな世界観に入り込める。
それを書けるのがさすが一穂ミチらしいなとおもいます。

一顕 真紀
和章 整

二組の四人の人物が出てくるわけで
どの登場人物に感情移入するかでまた見方も変わってくると思います
とはいえ、どの人物が正しい、というかかれ方ではないので
それぞれの生き方が興味深く感じました。
私は一番印象深かったのが和章でしたねえ。
ハイクラスなインテリアデザインを手がけるデザイナーの
和章のライフスタイルが、ああ!こういう人いそう!と思わせてくる。
余計な物音一つたてないよう設計された
最新の高層タワーマンション、自分の美意識にかなうものしか
絶対に置かず、テレビや余計な物音をたてるものは
すべて排除されている部屋。その一つとして置かれているかのような整。
インテリアデザイナーとかお金持ちのカレシとかは
よくBLにでてくるけども段違いのリアリティで生活風景が描かれていて
そのリアリティを映画のように楽しむことができるのは良いですね。

ただ一穂ミチで一つ苦手なものもあるのだ。。

間違いメールからメールのやりとりをしてゆく
一顕と整だが、そのやりとりが、超こそばゆい!
しょうがないんだけど、じっさい顔の知らない同士のメールなんて
恥ずかしいものなんだけど、変にリアルで
恥ずかしい上に、本人同士は偉く気があっているのだ。
藍より青しにもそういうやり取りあったな。
要は価値観が合う同士なんだよってことなんだけど
これが読者にはちょっとわかりづらい価値観なので
二人に置いて行かれているような疎外感を少し感じる。
それをのぞきみてると恥ずかしく感じてしまうの。。
藍より青しの恋愛実況自白ブログも見てて相当恥ずかしかった。

どんなに好きでも、人と人なんてタイミングでしかないよねという現実、
もの寂しい空気感、それぞれの価値観、
いろんな気持ちにさせてくれて読了感は悪くないのでよかったなと。
現代的な文芸作品よりで
ボーイズラブとしての萌えに欠けがちなのが一穂ミチだが
逆にボーイズラブ枠なのにこれだけ文芸タッチで読ませてくれ
新しい読者層を増やすことにも貢献できうる可能性をもった
挑戦をしている作品ということで評価したいです。
あとキャラクターがリアル通りこして生々しい。
一穂ミチではis in youが一番好きだけど
その次くらいに好きかも。

◇◇◇第九位◇◇◇

奪還の代償 六青みつみ葛西リカコ
総合:★★★★☆
タイトル★★★★★
キャラ★★★★☆
ストーリー★★★★☆
挿絵★★★★★
冒険度 ★★★☆☆

このBLがすごいでも上位ランクインしてましたね。
すごい良いかといったら
面白く安定の内容なのだけど
萌え要素ありありのケモミミ受けなんだけど
こう、ボーイズラブである必要性的なものは感じなかったかなー。

評価できるところは
BLにおけるファンタジー作品としては
とってもちょうどいいさじ加減だった。
チャチな設定でしらけることもなく
少しご都合主義があるもののテンポよく読めるし
ファンタジー過ぎてBLがおろそかになるでもなく。
最後バトルシーンもあるのだが
これがなんとも、無駄なくそつなかった。

一点ツッコませてもらえば、
戦争するための聖獣なのに
血をかぶると失神するという設定はいかに。
それまんま十二国記の麒麟設定だしな。
そう、全体的に十二国記っぽさは若干あります。
この設定いらなかったなー。

そして受けのケモミミ(聖獣という)は
最初盗難されて、ひどい飼い主に飼われるのだが
このひどい飼い主のクズっぷり半端ない。
殺されても仕方ないという方に持っていくのだろうが
ひどすぎるw

あと一番この本の良いところは
葛西リカコの挿絵がとにかく素晴らしい!!!!!!!!
葛西リカコ先生大好き!!!!!!!!
いつもは日常的なBLの挿絵も書かれるのだが
ファンタジー書いていただけると破壊力半端ない!!!!!
ケモミミかわいすぎ!!!!!!!
葛西リカコ絵じゃなかったらどっちでもいいなー。
軍服のカイエとかめちゃカワだった。
葛西リカコさま最高です。


◇◇◇第十位◇◇◇

ハッピーボウルで会いましょう 名倉 和希, 夏目イサク○
総合:★★★★☆
タイトル★★★★★
キャラ★★★☆☆
ストーリー★★★★☆
挿絵★★★★★
冒険度 ★★★☆☆

名倉 和希さま定番のワンコ攻め、見た目はかわいいのにクールな受け。
内容はザ・初心者BLなさわやかラブで定番中の定番ですが、
プロボウラーを目指す受けという
少し目新しい要素もあり、楽しくさくさく読めました。
たまには何も考えず楽しめるBL読みたい。
そんなときにはこの一冊。
受けの風斗君が欲がなくてまじめでとってもいいこ。
しかもかわいい、鈍感。
イサクたんの挿絵も最高じゃ。
イサクたんじゃなかったら10位に入れないなー。
イサクたんかわいいよー!
深イイホモばかりだと疲れるのでね。


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